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南アルプスを知ろう!

南アルプスの価値

南アルプスに残る広大な森林では、ニホンカモシカ(国指定特別天然記念物)、
ツキノワグマ、ホンドキツネなど30種類以上のほ乳類が確認され、
大井川上流域では29科87種の鳥類が確認されています。
また、南アルプスに生息し氷河期の遺存動物の一種であるライチョウ(国指定特別天然記念物)は、
世界での生息地の南限として確認されています。
 植物としても、キタダケソウ、キタダケヨモギ、キタダケキンポウゲ、
サンプクリンドウなど多くの氷河期の遺存種が存在しており、
南アルプスは日本を代表する高山植物の宝庫であるといえます。

世界自然遺産に登録されるためには

世界遺産として、顕著で普遍的な価値を有すること

世界遺産条約に基づく「クライテリア(価値基準)」を1つ以上満たしていること

既登録の類似の世界遺産等と比較して、●評価される価値の独自性が明らかであること(唯一無二の価値)●十分な規模と必要な要素を持っていること(完全性)

世界自然遺産のクライテリア(判定基準)

自然景観

類例を見ない自然美および美的要素をもった優れた自然現象、あるいは地域を含むこと

地形・地質

生命進化の記録、地形形成において進行しつつある重要な地学的過程、あるいは重要な地質学的、自然地理学的特徴を含む、地球の歴史の主要な段階を代表とする顕著な例であること

生態系

陸上、淡水域、沿岸・海洋の生態系、動・植物群集の進化や発展において、進行しつつある重要な生態学的・生物学的過程を代表する顕著な例であること

生物多様性

学術的、あるいは保全上の観点から見て、顕著で普遍的な価値をもつ、絶滅のおそれがある種を含む、生物の多様性の野生状態における保全にとって、最も重要な自然の生息地を含むこと


その価値が将来にわたって守られること

法的措置等により、評価される価値の保護・保全が十分担保されていること(自然環境保全地域、国立公園等による保護・保全が必須)