アゲハチョウ科
カラスアゲハ
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カラスアゲハ

特徴
大きさ45~80mm。「あ、変なクロアゲハだ!」と思って追ってみると、陽をあびた羽根がキラリと青緑色に輝いた。「違った! あの輝きは、 カラスアゲハだ」 と思わずワクワクしてしまう。 羽根の表側はまるで宝石のエメラルドやサファイヤが粉になってふきつけられたようなメタリック仕様。その美しさには誰もが感激し、言葉を失うだろう。
食べ物
幼虫は、ミカン科のカラスザンショウコクサギ、キハダなどの葉を食べるが栽培種のミカンにはつかない。成虫は、ツツジ、ウツギ、クサギ、アザミ、ネムノキなどの花の蜜を吸う。
冬の状態
さなぎ。
見つけた時の様子
平地よりちょっと涼しい山間部でよく見かけた。ちょっとした水辺で吸水(水をのむ)していることがあるが、その時があの美しい羽根を目にするチャンスだ。
同じ科のモンキアゲハ同様、「蝶道(チョウドウ)」と呼ばれる決まったコースを飛ぶ習性がある。
似ているもの
クロアゲハミヤマカラスアゲハ