特徴 |
体長13~18mm。体全体、足まで黒ごまをすりつぶしたような渋い色あいをした大柄なカメムシ。木の葉の上にいることに気がついた私が手を近づけて枝をゆすろうが、うろたえる様子はまったく見せず、実に堂々としていた。これはクサギカメムシに限らず、カメムシのなかまみんなにいえることで、ハムシ科のなかまのように、見つめただけでコロッと地面に落ちて逃げるようなことはまずないと言っていい。せいぜい歩いてよけるくらいである。 |
食べ物 |
幼虫、成虫ともにダイズ、ササゲなどのマメ科植物や、ミカン、カキ、ウメ、ナシ、モモ、サクランボなどの多くの果実をストローのような口で吸収する。 |
冬の状態 |
成虫。集団でこっそり家の中へ侵入する。 |
見つけた時の様子 |
クサギ、フヨウ、ケヤキなど、だいたいいつも木の葉の上にいるところを発見した。 |