ジャノメチョウ科
クロコノマチョウ
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クロコノマチョウ

特徴
大きさ26~38mm。護国神社の林の中で虫を探して歩いている時、枯れ葉が舞い上がったのかと思った。よくみるとそれは、ふわふわと飛んで逃げていくクロコノマチョウだった。枯れ葉の上に止まっている姿もさることながら、飛ぶ姿も周りの風景にとけ込んでしまう。そんな目立たないチョウであるが、どこか落ち着いた大人の雰囲気を感じさせてくれる。
食べ物
幼虫はイネ科のススキジュズダマなどの葉を食べる。成虫は、樹液や腐った果実の汁を吸う。
冬の状態
成虫。
見つけた時の様子
うす暗い所が好きで、朝方と夕方になると動き出す。たてにゆらゆらしながら地表近くを飛ぶ。春には護国神社でしか見つけられなかったが、夏には樹液を吸うものなど、その他のところでも多く見られた。
似ているもの
ヒカゲチョウ