ツノカメムシ科
セグロヒメツノカメムシ
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特徴
体長7~9mm。まず最初に目立つのが名前にもなっている背が黒いところ。そして両肩の突出したツノ。体の下の方は、細くつぼまっていて、突出したツノをより強調している。羽根は、アメ色が先へ行く程うすくなっている。
食べ物
幼虫、成虫ともノリウツギの花の蜜やアセビ(アシビ)の果実の汁をストローのような口で吸う。その他、ベニウツギ、ニシキギ、ヤマグルマ、ミヤマシシウド、ヒメジョオン、ウド、コマガダケスグリ、タラノキなどに寄生する。
冬の状態
成虫。
見つけた時の様子
ウツギ類、スグリ類、ヤマグルマなどに産卵したメスは、そのまま卵のかたまりを抱いて幼虫にかえし、その後もしばらくは自分の体の下で敵から幼虫を守る習性がある。