キリギリス科
ツユムシ
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ツユムシ

特徴
体長29~37mm。体は小さいが、羽根が細く長い。とってもスマートな印象。しかし、それ以上に強烈なのがメスにある産卵管だ。草を刈る時に使うカマの形をしていて、それがクッと上をむいているので、思わず目を見張ってしまう。これは、うすい葉っぱにも上手に卵を産みつけるための形で、ツユムシやクダマキモドキのなかまの特徴。
食べ物
幼虫、成虫ともにいろいろな植物のしんや種を食べる。
冬の状態
卵。
見つけた時の様子
明るい草地や川原に住んでいて、背の高いヨモギなどの上で、弱く鳴いている。草の上だけで暮らすツユムシは、地上へは降りずにすごし、草から草へ飛んで移動する。産卵も葉上ですます。
似ているもの
セスジツユムシ
鳴き方
ジ、ジ、ジ、ジィ、ジィ、ジィ...
鳴き声
ツユムシ