ナナフシ科
ナナフシ科のなかま
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ナナフシ科のなかま

特徴
体長70~100mm。まるで枝が生きている!体色は緑色や茶色のものがいるけれど、どれも手足が長く木の枝にそっくりで驚くばかりである。この虫は、見つけようとして見つけられるような代物ではないのだ。
何か他のものに気をとられている時、その周りにふと気配を感じる。するとナナフシが近くにいるのだった。そして、静止しているナナフシの背中をポンと軽くたたくと、「わぁ~」という心の叫びが聞こえてきそうなくらいあわてふためき、いつもはのっそのっそと歩いているのに、こっけいな位長い足を不器用そうに動かして走って逃げる。
食べ物
成虫はナラ、カシ、サクラなどの葉を食べる。
冬の状態
卵。
見つけた時の様子
光にびっくりすると、動きを止めたり、体色を変化させることができる。近くに山があって、木の幹、つる性植物が繁茂しているところなどの、低い位置で発見する。めったにお目にかかれないが、鯨ヶ池のほとりに群れているところがあった。