コオロギ科
ハラオカメコオロギ
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ハラオカメコオロギ

特徴
体長13、5~20mm。同じコオロギ科のエンマコオロギよりだいぶ小さい。顔面は平たく、正面から見ると両ほほがふくらんで「オカメ」に見えるところからオカメコオロギという。「ハラオカメ」は原っぱのハラで、草原に住んでいる「オカメコオロギ」を意味している。同種の住み分けで「タンボオカメコオロギ」、「モリオカメコオロギ」がいる。
食べ物
幼虫、成虫ともに草、草のタネ、腐った植物、虫の死がいなどを食べる。
冬の状態
卵。
見つけた時の様子
日の当たる明るい草はらなど比較的乾燥したところの地表にすんでいる。ミツカドコオロギと一緒にいることも多い。
鳴き方
「リッ、リッ、リッ、リッ」と4~5声ずつ切って鳴く。微妙に音色を変えて「ひとり鳴き」「くどき鳴き」「おどし鳴き」の鳴き分けがある。
鳴き声
ハラオカメコオロギ