2014年2月24日 月曜日
あつまれエコキッズ! 日本平動物園での環境教育プログラムを実施しました。
平成26年2月22日(土)、「あつまれエコキッズ!」日本平動物園での環境教育プログラムを実施しました。
「動物って何を食べているの?」から地球環境問題を考えるプログラムです。
当日はガイド付きバージョンと、ガイドなしバージョンを実施し、両方合わせての参加者は344名でした。
<ガイド付きバージョン>
①ビジターセンターで20分程度のプログラム
②園内クイズラリー
参加者:40名
<ガイドなしバージョン>
①園内クイズラリーのみ
参加者:304名
ガイドなしバージョンは22日(土)以降も一週間試行で実施し、参加者合計は472名となりました。
ガイド付きバージョンの様子を紹介します。
まずは、ビジターセンターで動物クイズ。
「60kg~70kg」 この数字、なんの数字でしょう?
正解は、なんとゾウが1日に出すうんちの量!
こんな面白クイズから始まり、動物の食べ物のクイズなどを通じて、私たちの体やモノを動かす「エネルギー」について学びます。
そして、環境問題によって絶滅の危機に瀕している動物のくらしを考えます。
最後に、自分ができることを考えて、家に帰って実践するお約束をします。
このあとの園内クイズラリーは、自分のペースで自由に回ります。
園内の4つのポイントに用意されたクイズを解きながら、ぐるりとまわるクイズラリー。
たとえば、こんな猛獣館299に用意されていたのは、こんなクイズです。
「ホッキョクグマの母親は、出産と子育てのため巣穴にこもる期間は8か月になることもあり、
体重を増やす必要があります。
さて、子育て期間に入る前に母熊は何kg体重を増やす必要があるでしょうか?」
正解は、90kg以上!成人男性の平均体重をはるかに超える量です。
今、地球温暖化の影響によって北極の氷が溶けてしまい、ホッキョクグマの狩場が減少しています。
体重を増やすことができずに越冬できないまま死んでしまう母熊が増えているというのです。
このように、ひとつひとつのクイズを解くことで環境問題を学べるような内容になっています。
そして今回、ガイド付きバージョンに参加した子どもには豪華特典つき!
なんとゾウ舎の見学、フライングメガドームでの餌やり体験に参加できるんです。
ゾウ舎で、ゾウのごはんやウンチを間近で見られます。
ペリカンの大きな口に魚を放り投げると、上手にキャッチしてくれます。
今回はお試しという形で環境教育プログラムを実施しましたが、今後、静岡市では動物園を再生可能エネルギーパークとして活用するため、もっと多くの方に楽しんでいただけるよう、プログラムを充実させていく予定です。
今回参加してくださった皆様、ありがとうございました。