2014年7月29日 火曜日
ゆかたで出陣!すんぷ打ち水隊を実施しました。
今年も、暑い夏が訪れようとしています。
エアコンの効いた部屋で快適に・・・♪ もいいけど、
江戸時代の人々のお知恵を借りて、「浴衣に打ち水」で電気を使わず優雅に涼んでみよう!
ということで、ゆかたで打ち水イベントを実施しました!
ゆかたで出陣!すんぷ打ち水隊
浴衣を着付けたあと、「究極の循環型社会」であった江戸の暮らしを学び、駅前広場を「打ち水」で冷やしました。
2015年の「徳川家康公顕彰四百年記念事業
」にちなみ、江戸のリサイクル文化を学んで自分たちの暮らしを改めて見つめなおしました。駅前広場では、しずおか科学技術月間に参加している親子や静岡高校茶華道部の生徒さんなど、計40名ほどがゆかたで元気に打ち水をしてくれました。
日時:平成26年7月25日(金) 15:30~17:00
場所:静岡駅ビルパルシェ7階 特別第3会議室、静岡駅北口広場
江戸の循環社会講座
打ち水の効果を実感するために、打ち水の前と後で温度測定もしました。
が、気温は1℃上昇…(33℃→34℃)
打ち水は本来日陰や夕暮れ時などにやるもので、かんかん照りの太陽の下でやってしまうと水蒸気で逆に蒸し暑くなることもあるんです。
今回は、イベントなので暑い暑いコンクリートの広場で実施しましたが、実際に家の周りで実施するときは気を付けてくださいね。
ただ、地表面の温度は10分間で10℃以上下がりました!(37℃→25℃)
水を打った瞬間、そよ風も発生してとても涼やかな雰囲気になりました。
打ち水のルール
①雨水、残り湯などの「二次利用水」を使う。
②朝方や夕方の比較的涼しい時間、または日陰などに向かって行う。
③通行人にかからないように!
寝苦しい夜は、家の周りや壁に打ち水を行っておくと、地面や壁にこもった熱が下がるので少し涼しくなります。
ルールを守って、ご家庭でもぜひ打ち水を楽しんでみてください。