2014年12月24日 水曜日
日本平動物園に巨大壁画が登場!
日本平動物園内のコンクリート壁に、突然巨大な壁画ができあがりました!
これら「ほぼ実物大」の動物たち、いったい何を表しているのでしょう?
実は、日本平動物園内にいる動物たちの「絶滅危惧度」を知ってもらうために作った壁画なんです。
ホッキョクグマ、アムールトラ、アジアゾウなど・・・
環境破壊や人間による身勝手な狩猟などによって個体数を激減させている動物たち。
今は動物園で会うことができますが、このままでは将来「壁画の中でしか会えなくなってしまう」かも・・・?
そんなことにならないように、私たちに何ができるか考え、そして日本平動物園でも少しずつ「再生可能エネルギー」を使って地球環境を守る努力をしていることを知ってほしい。
そんな想いがこの壁画には込められています。
日本平動物園では、再生可能エネルギーを導入し、発電した電気を一部園内で使っています。
展望広場にある「風レンズ風車」で発電した電気は、園内一部施設のほか、
園内で貸し出している電動アシスト付き車いすのバッテリー充電にも使われています。
管理棟屋根に設置された「コミュニティソーラー」は、賛同した市民の方たちがお金を出し合って設置した”市民発電所”。
発電した電気は市民の皆さんの家庭に届けられます。
フライングメガドームの池の水をきれいにする「ソーラー水浄化装置」は、ランニングコストゼロで働き、池に発生するアオコやリンなどの発生を抑えています。
このほかにも、現在日本平動物園と静岡市環境局が協力して「環境学習プログラム」を製作しています。
来園者の皆さんに、動物を見て楽しむだけでなく、動物たちのふるさとで起こっている環境問題を学び、自分でできることを考えていただけるようなプログラムを作る予定です。(平成27年3月動物園サイト上に掲載・園内で配布予定)
日本平動物園にお越しの際には、ぜひご活用ください!