コイ科

タイリクバラタナゴ

<発見場所を表示する>
タイリクバラタナゴ

紹介 全長7cm前後。
タイリクバラタナゴの名前は、花のバラからきていますが、名前の通り、体が美しいバラ色になるのは繁殖期のオスだけです。そのかわりにメスは、おしりに卵を産むための管が伸びてきてリボンのようにヒラヒラとゆらめきます。この長い管を二枚貝の中に入れて卵を産みつけて、子供が貝の中で安全に育つようにするおもしろい習性があります。産みつけられた貝はたまったものではありませんが、なかなか頭のよい、したたかなタイリクバラタナゴです。
住んでるところ 浅い池や沼、水路のよどんだ場所にいます。もともとは中国の魚ですが日本にもちこまれて増えました。
食べもの 藻類や小型の水生動物などを食べます。