タテハチョウ科
アサギマダラ
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アサギマダラ

特徴
大きさ43~65mm。日本列島を上昇気流にのって大移動する大型のチョウ。細い体とあっさりした色あいの羽根からは想像つかない力強さをひめている。白と黒のモノトーンのチョウかと思いきや、後ろ羽根の表側はうっすら赤褐色になっていて、思わず目を見はるほどの美しさを持つ。また、このチョウの体は黒地に白い水玉模様もトレードマークで、花の蜜を吸う時など横向きになると確認できる。大体は、ふんわり、ゆったりと高い位置をとんでいる。
食べ物
幼虫はガガイモ科のキジョラン、イケマなどの葉を食べ、成虫はミカン、オカトラノオヒヨドリバナなどの花の蜜を吸う。写真は園芸種のフジバカマの花。
冬の状態
幼虫。
見つけた時の様子
夏は北へ、秋は南へ集団で移動する。この写真撮影時も移動の途中だったのか、数十匹が園芸用のフジバカマの花に群れていた。静かな山あいにあるお宅の庭なのだが、過去にもアサギマダラが集団で立ち寄ったことがあるとか・・・。