コオロギ科
エンマコオロギ
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エンマコオロギ

特徴
体長26~40mm。秋の虫というと思いうかぶのがやはりコオロギではないだろうか。そして、その中でもいちばん多くいる種がこのエンマコオロギ。ツヤっぽい黒い体をし、くりくりっとした頭にまるでエンマ様のまゆのような白い斑紋が特徴。頭が丸っこいのと平たい体は、草の下や石の下にすばやくもぐりこむためのつくりになっている。
食べ物
幼虫、成虫ともに草、草のタネ、腐った植物、虫の死がいなどを食べる。
冬の状態
卵。土の中。
見つけた時の様子
草地や畑に住み、顔に似合わないかわいい声で鳴く。主に夜鳴くが、9月半ば頃には、昼間でも鳴き声を耳にする。
鳴き方
「コロコロリリリー」と語尾がやさしい時は求愛中。「コロコロリッリッリッ!」と語尾が強い時はなわばりを誇示している時。
鳴き声
エンマコオロギ