バッタ科
カワラバッタ
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カワラバッタ

特徴
体長25~43mm。体はもちろんのこと、あしの先っぽまで石と同じ灰色で、背中の模様も実にリアルに石に似せている。カワラバッタのテリトリー内(川原、じゃり道)であれば、例え行く手のど真ん中にいようが、目の前にいようが、じっとしていれば絶対にわからないと思うのに、人が近づくとすぐ飛んで逃げるので見つけるのは意外とたやすい。飛ぶ時、いつもは見えない青い中羽根がワッと見える。
食べ物
幼虫、成虫ともにエノコログサオヒシバススキなどのイネ科植物の葉を食べる。
見つけた時の様子
川原で、石のあるところに住み、草地には絶対来ない。藁科川にたくさんいた。近づくと、近距離を飛んで逃げる。
今回の調査では比較的多く見ることができたカワラバッタだが、全国的には減少傾向にある種なので注意していきたい。