クサカゲロウ科
クサカゲロウ科のなかま
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クサカゲロウ科のなかま

特徴
体長10mm前後。か弱そうな淡い緑色の細い体に透けた羽根。それに、ポコンとついた赤い瞳はウサギのようにチャーミング。あまりの可憐さに、すいよせられるようにしてシャッターを切ってしまった。しかし、そんな美しい外見からは想像もできないくらいの大食らいなのであった。
クサカゲロウの卵は糸にたれ下がったようなユニークな形をしていて有名。卵のついている葉をゆらしたら、「シャララン」と音が聞こえてきそう。
食べ物
幼虫、成虫ともにアブラムシ、カイガラムシ、ダニなどを食べる。幼虫は大人になるまでに、300~400のアブラムシなどをたいらげるという。
冬の状態
さなぎ。
見つけた時の様子
木の葉の裏に止まっていた。成虫は夜、灯火によく来る。「ウドンゲ」と呼ばれる卵はとても小さくよほど注意していないと見つからないが、今回は運よく、民家のかきね、森下公園内の草むら、大きめの花の先と3ヶ所で見ることができた。