ヤンマ科
コシボソヤンマ
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コシボソヤンマ

特徴
体長78~86mm。お日様が出ている間は林の中でじっとしていて、うす暗くなると川の上を行ったり来たり活動し始める。同じヤンマ科のミルンヤンマと外見も習性もよく似たトンボ。名前は極端な腰のくびれからきている。写真で見る通り、食べた物がよくこの腰を通るなあと不思議に思うほど、細いくびれになっている。
食べ物
成虫は昆虫などを食べる。
冬の状態
幼虫
見つけた時の様子
夕方5時頃、古い石垣に護岸された小川のすぐ上を、ハグロトンボを蹴散らしながら一直線に飛んでいたところを確認。長さ50mくらいを行ったり来たりしていた。しばらくしてメスらしきものがやってきて、産卵場所を探しながら川の上を飛んでいた。
以前は静岡の市街地の川でも生息が確認されていたが、最近はほとんど見ることがなく、今回は調査範囲を少しはずれた郊外にて確認することができた。しかし、幼虫(ヤゴ)はマップ内で発見されているので、運がよければその近くで見ることもできるかもしれない。