ジャノメチョウ科
サトキマダラヒカゲ
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サトキマダラヒカゲ

特徴
大きさ26~39mm。よく見ると羽根の裏側は古い地図のような迷彩模様で、これが、色的には地味なのだがなんともいえない美しさがある。同じ科にヤマキマダラヒカゲというとてもよく似たチョウがいるが、そちらはもう少し色黒で山間部に住み、サトキマダラヒカゲとは住む場所を分けている(「すみわけ」と言う)。
食べ物
幼虫はイネ科のメダケ(オンナダケ)マダケの葉を食べる。成虫はクヌギなどの樹液、腐った果実、獣糞などの汁を吸う。
冬の状態
幼虫。
見つけた時の様子
樹木の枝や幹によく止まり、羽根をぴったり閉じてほとんど開こうとはしない。オニグルミ(クルミ)やヤナギなどの木の上を元気よく飛ぶ。夏に見かけたものは、春のものに比べ大きく白っぽく見えた。
似ているもの
ヤマキマダラヒカゲ