特徴 |
大きさ42~60mm。腹部の赤が鮮やかで特徴的。羽根はまっ黒ではなく、まるで行灯(アンドン)からほんのりと光がもれるようで、メスの方がより透けて明るい感じ。 このチョウは妖しい魅力を感じさせる飛び方をする。ゆるやかにはばたき、スイーッとすべるように飛ぶため、その姿を見ているとフラフラと誘われそうになる。 捕まえて下腹部の匂いを嗅ぐと、ジャコウアゲハという名前の由来になったジャコウの香りがする。 |
食べ物 |
幼虫は、鳥が苦手とする有毒性分を含んだウマノスズクサ類の葉を食べる。そのため、鳥に襲われることが少ない。成虫はツツジやアザミ類などの赤い花を好んで蜜を吸う。 |
冬の状態 |
さなぎ。 |
見つけた時の様子 |
河原や山の中など、わりとどこでも見ることができた。 |
似ているもの |
クロアゲハ、ナガサキアゲハ |