特徴 |
大きさ19~29mm。鼻のつき出た天狗のような顔と、枯れ葉に似せた羽根を持つ大変ユニークなチョウ。この容姿をじっくり見ると、名前がついた由来を実感、納得することが出来る。忙しく飛ぶ姿は同じ科のコムラサキにも似ている。 |
食べ物 |
幼虫はニレ科のエノキ、エゾエノキの葉を食べる。成虫は、アブラナ、レンゲ、ムクゲ、セリなどの花の蜜を吸ったり、樹液や排泄物に集まることもある。 |
冬の状態 |
成虫。冬でも暖かな日には飛びまわることもある。 |
見つけた時の様子 |
初夏に出現後、真夏には夏眠、秋に少しだけ出現して冬に冬眠するという習性のようだ。長時間飛び続けることはなくて、よく止まって休んでいる。湿地で吸水(水をのむ)している姿もよく見かけた。 |