カメムシ科
ナガメ
<発見場所を表示する>
ナガメ

特徴
体長8~9mm。ナガメという名は、菜(アブラナ科植物)を食べる亀のような虫というところからきている。もっと言えばカメムシのなかまはのそのそと動作のおそいものが多く、その動きは亀とそっくりなため、容姿だけではなく動きからも亀のような虫とされているのである。ナガメの背の模様は甲らの模様にも見える。
食べ物
幼虫、成虫ともにイヌガラシ、タネツケバナタガラシなど、アブラナ科雑草につき、ときにダイコン、カブ、キャベツなどのアブラナ科の作物にもつく。
冬の状態
成虫。
見つけた時の様子
5月下旬からたくさん見られるようになった。休耕田や空地など、背丈の低い草の生えるところに多くいる。親子でいるところもあり、たいてい草の上の方の葉にのっかっている。