茎についた逆向きのトゲは、他のものにひっかかって登るための秘密兵器。 苞葉(「ほうよう」と読み、花柄のすぐ下にある、葉の変形したもの)に優しく抱かれた実は、太陽の光をいっぱい浴びて、黄色から紫色、紫色からるり色へと変身します。それぞれのパーツが互いに力をあわせて生きています。 |
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観察場所 |
湿地 |
花の咲く時期 |
7~10月 |
似ている植物 |
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イシミカワ
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実 | 青い果実のように見えるが、本当の果実はその中にある黒い球形 | 長さ(3mm)。卵状球形 | 黒色、ほぼ球形で先がとがる |
花 | 青白く、がくはほとんど開かず、のちに水分をふくんで厚くなり、まるで青い果実のように見える | 金平糖のような形 | 金平糖のような形 |
葉 | 葉の柄は葉の下面につく(楯形) |
卵状のほこ形で、裏の脈状に小さなトゲがある |
三角形で基部は心形で、裏の脈状にトゲがある |
茎・幹 | トゲがある | トゲがある | トゲがある |