ツチカメムシ科
ツチカメムシ
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ツチカメムシ

特徴
体長7~10mm。ささーっと落ち葉の間を駆け抜ける黒い物体がいた。「ゴキブリ?」と思いつつも何か違うものを感じ、捕まえてみると、なんとカメムシのなかまだった!小さなゴキブリのようなこの姿にあの足の速さ、普通カメムシのなかまは動きが鈍いものなのに、カメムシとはなんて幅広いんだと感心した。ちなみにツチカメムシのチャームポイントは、写真ではわかりにくいが、赤くキラメクお目々だ。
食べ物
幼虫、成虫ともに植物の根や地面に落ちたクスノキヤツデクズなどの実をストローのような口で吸収する。他の昆虫を捕まえることもある。
冬の状態
成虫。
見つけた時の様子
うす暗い山の中の湿った地面の上にいた。捕まえようとすると、カメムシにはめずらしくゴキブリ並のすばしっこさである。