特徴 |
大きさ38~75mm。同じ科のカラスアゲハをよりメタリック仕様にしたのが、このミヤマカラスアゲハだ。まるでCG(コンピューターグラフィックス)で色づけしたような羽根をもつ。実際には、この写真より、もっと輝いていて、林の中を優雅に飛ぶ姿や湿地で吸水(水をのむ)する姿に我を忘れて見とれてしまう。手についたリン粉を虫めがねで見ると、これがまた美しい。コスモスの花びらのような形で1枚1枚がしっかり色づいている。 |
食べ物 |
幼虫はミカン科のカラスザンショウ、キハダなどの葉を食べる。成虫はツツジ類、クサギ類などの花の蜜を吸う。 |
冬の状態 |
さなぎ |
見つけた時の様子 |
夏はカラスアゲハよりも頻繁に目にした。ミヤマカラスアゲハは「深山(ミヤマ)」とついているが、そんなに深い山間部へ入らなくても市街地周辺で見掛けることが出来る。山あいを流れる水路や沢を行ったり来たりし、時々吸水(水をのむ)する。吸水(水をのむ)中は、かなり接近しても逃げないのでこの美しい羽根を見る絶好のチャンスだ。 |
似ているもの |
カラスアゲハ |