気候変動に対応適応策の推進
静岡市森林環境アドプト事業
静岡市の森林の現状
静岡市の森林面積は、市域の76%を占め、そのうち43%が人工林です。しかし、森林所有者の高齢化や後継者不足により、人工林の中には一度も間伐等の整備がされていない未整備林も多く存在します。
二酸化炭素の地産地消
静岡市では、地球温暖化対策として、市域内で排出する二酸化炭素をできる限り市域内で削減・吸収しようという概念「二酸化炭素の地産地消」のもと、各種事業を進めています。
都市部において、省エネ・新エネ・次世代自動車の普及促進などにより、徹底した排出削減に努め、その結果、どうしても削減が難しい分を、市域の約8割を占める森林が持つ公益的機能の一つ、二酸化炭素の吸収機能に期待し、間伐など森林整備を進めることで地産地消を実現したいと考えています。
森林環境アドプト事業
「森林環境アドプト事業」は、森林地域の恩恵を受ける都市地域の企業・団体等の皆さんに費用を負担していただき、森林による二酸化炭素の吸収をはじめとした公的機能の向上に必要な森林の整備を行う取り組みです。
企業、森林所有者、実行委員会(市内3森林組合・県温暖化防止活動推進センター・市で構成)の3者が協働し、森林整備を行います。
静岡市森林環境アドプト事業に参加してみませんか?
支援依頼内容
森林整備(間伐や作業道の整備等)に必要な資金の寄附
金額
10万円以上/年
参加企業のメリット
- • 企業名の公表とアドプト企業認定証の授与
- • イベント等でのアドプト企業の紹介
- • 林地内への看板設置
- • 現地視察会の開催
- • 企業のCSRとして活用