特徴 |
大きさ26~38mm。春の調査で一番初めに出会ったチョウ。アゲハチョウ科とは思えないような乳白色の柔らかく透けた羽根をもつ。そのはかなげな姿、そして、後にも先にもこの日にしか出会うことができなかったということで、私たちは幻のチョウを見てしまったような気持ちに落ち入ったのだった。一般的に、4月の下旬から5月上旬までのごく限られた時期にしか見られない。 |
食べ物 |
幼虫はケシ科のムラサキケマン、ジロボウエンゴサクの葉を食べる。成虫はネギやヒメジョオンなどの白い花の蜜を好んで吸う。 |
冬の状態 |
卵。 |
見つけた時の様子 |
茶畑と休耕田の間をふわりふわりと、あまり羽ばたくことなく飛んでいた。 |
似ているもの |
スジグロシロチョウ |